若い女性が悩まされるかゆみの強い『痒疹(ようしん)』

『痒疹(ようしん)』はとにかく痒みの強い湿疹です。

今回は20代の女性のケースをご覧いただきたいと思います。


Iさん(20代女性)は、子供の頃からアトピー性皮膚炎で悩んでおりました。その頃から皮膚科へ通って治療を続けていました。

痒疹を発症するまでの流れ

①小児アトピーで皮膚科に通いステロイド治療

②小学校3年生くらいから腕や足の外側に湿疹が出るようになった

③例年秋から冬にかけて痒疹の痒みが強くなる傾向

④症状は年々ひどくなってきている

初めは肘や膝の裏側だったアトピー性皮膚炎が変化し、外側に出るようになりその頃から『痒疹化』したのだと思われました。

ご来店時

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体質と体の状態

①アレルギー体質
②便秘
③夜更かし
④年々悪化している事
⑤疲れやすい
⑥立ちくらみ
⑦浮腫みやすい
⑧PMSに悩まされる
⑨生理周期が長い




話を伺ってみると上記のように体の色んな症状に悩まされておりました。20代でこれだけお困りが多いということは、今まで相当無理をなさってきたのだろうな…と予想できます。この状態では良い免疫は働いてくれませんし、自然治癒力も発動してくれません。

『食毒』と『代謝系』トラブルの改善が必要なのは間違いないでしょう。また、ステロイドを小児から長期的に使用して皮膚炎を抑え込んでいたことや、成長期の皮膚に塗り続けた事で何らかの影響を及ぼし、発症した可能性もあるかも知れません。

ご来店時は既にステロイドは使用しておらず、保湿剤のみで管理しておりました。全体的にみて体調もすぐれないようですし、生理不順やPMSなどホルモン系のバランスも乱れておりました。まずは、普通に元気な体を手に入れておかないと治っても再発してしまうので、『漢方薬』『栄養補助』『解毒』中心に進めることにいたしました。


改善後の様子

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改善に役立ったこと

①解毒系漢方薬
②栄養補助
③辛いものの制限
④甘いものを控えること
⑤夜更かしをしないよう気を付ける
⑥野菜を食べる
⑦便秘の改善


考察

皮膚炎の発症には原因やキッカケがあります。今回は、「代謝系トラブル」が特に皮膚への悪影響を及ぼしていると考えられましたが、お金の都合上それに対応する商品を服用できませんでした。しかし、その他の部分への対策(皮膚炎を鎮める漢方、栄養素摂取、腸のお掃除)を実践したことで、好結果に至ることが出来てほっと一安心いたしました。

痒疹の改善を目指したい方は、カウンセリング予約をお待ちしております☆彡



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この記事の執筆者

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下田弘通

♦薬剤師
♦国際中医師

日水製薬㈱主催 全国7会場でサテライト放映『スキンケア研修会』講師
栃木中医薬研究会
『皮膚病に対する漢方での対応』講師
長野県84(ヤシ)の会
『バイオリンクと皮膚病』講師
栃木ヤクケンみどり会
『皮膚病に対するバイオリンク』講師
神奈川、東京、千葉ヤクケンみどり会合同zoom研修会
『皮膚病を通じて学んだこと』講師
東京、千葉、山梨、静岡ヤクケンみどり会合同zoom研修会
『続・皮膚病を通じて学んだこと』講師
群馬県薬剤師会主催「登録販売者 資質向上外部研修会」「薬局製剤研修会」講師
幼稚園にてお母さん向け子育て支援セミナー
『食品添加物について』『アレルギー対策について』講演
『FM群馬』『FMラジオ高崎』ラジオ出演
皮膚病専門講座受講済
店外活動、セミナーなど
















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