痒疹について

prurigo


痒疹とは



蚊やブヨなどによる虫刺されや食事によるアレルギー反応、その他アトピー性皮膚炎、妊娠などがキッカケで発症する激しいかゆみを伴うブツブツもしくは蕁麻疹の様な発疹。原因不明な事も多く、一週間程度で治る事もあれば慢性化して十年以上悩まされるケースもあり非常に様々。

初期は赤みや蕁麻疹に似たプツプツした湿疹だが、その後硬い湿疹や節(結節)のようになってきて慢性化、長期間悩まされるようになる。


急性痒疹(ストロフルス)

小児でなることが多く(小児ストロフルス)、虫刺されや食事アレルギーなどを引き金に蕁麻疹のようなプツプツが出来、赤く膨らみ硬くなってくる。掻いた刺激等により水疱やカサブタになることもあるが、そのまま治癒する事が多い。

痒みが強いため、イライラしたり睡眠障害が生じたりして疲弊してしまう事もある。掻き過ぎにより、とびひ(伝染性膿痂疹)を引き起こしやすい。



慢性痒疹(単純性慢性痒疹・多形慢性痒疹)


成人に多く体幹部(お腹など)や四肢(手足)に出現しやすい。基本的には、痒みの強いブツブツが出来て掻くことでカサブタになり、跡が残る。湿疹のような状態になる場合もあり、高齢者の方がなりやすい特徴がある。

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結節性痒疹


20代以降の女性に発症する事が多いとされ、特に四肢(手足)になりやすい傾向がある(男性でもなります)。

初めは虫刺されのようなプツプツした盛り上がりだが、掻くことで徐々に傷やカサブタができ、更に搔き続けることで暗褐色の硬い湿疹になってくる。文字通り痒みのかなり強く、フジツボのようにとても硬くなってくる。結節性痒疹は、各々が孤立して様々な個所に出来、数が増えてくる。

結節性痒疹 足

結節性痒疹 体幹部


色素性痒疹

思春期の女性に多く、背中やうなじ、胸などに出来やすい。赤い蕁麻疹のような膨らみとブツブツが出現し、その色素沈着が残る。
ダイエットや貧血、糖尿、発汗、衣類による刺激などが関与していると考えられている。


妊娠性痒疹

妊娠3~4ヶ月頃になりやすく、四肢(手足)や体幹部(お腹や背中)に出現しやすい。出産とともに消失することが多い。初産よりも2回目以降の妊娠時に発症するケースが多い。一度発症すると、それ以降の妊娠時はなりやすい傾向にある。

(参考)PUPPP:初産の妊娠後期に生じる激痒の蕁麻疹様もしくは多形紅斑様症状で、ときに水疱を生じる皮膚疾患。腹や尻、足などに出現しやすく出産とともに速やかに消失する。2回目以降の妊娠では発症しない事が多いとされている。

妊娠性痒疹、PUPPPともに原因は明らかになっておらず、治療は対症療法です。主に、ステロイドの塗り薬や抗ヒスタミン薬などのかゆみ止め、場合によってはステロイドの内服薬が処方されます。

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妊娠性痒疹(お客様提供写真)

慢性痒疹の病因

以下の病気が基礎疾患となっている場合がある。

  • アトピー性皮膚炎
  • 妊娠
  • 肝疾患
  • 白血病
  • 糖尿病
  • 痛風
  • 尿毒症
  • ホジキン病


治療法(西洋医学)

感染症、腫瘍等の原疾患や妊娠の有無などを考慮し治療法を決定する。

  • ステロイド外用(第一選択)
     ベタメタゾン外用薬,ジフロラゾン外用薬やデプロドン含有テープ剤など
  • ステロイド・亜鉛華軟膏重曹療法
  • タクロリムス軟膏(プロトピック)
  • ビタミンD3軟膏(保険適応外、十分な根拠ないが有効性は高い!?)
  • 鎮痒性外用剤(オイラックスなど。保険適応外で十分な根拠なし)
  • 保湿剤
  • 紫外線療法(保険適応外、有効性が期待できる!?)
  • ステロイド局所注射
  • 液体窒素(保険適応外、十分な根拠なし)
  • 抗ヒスタミン薬内服(十分な根拠ないが第一選択)
  • 抗生剤(保険適応外)
  • 漢方薬
  • シクロスポリン(免疫抑制剤、保険適応外、十分な根拠なし)
  • ステロイド内服(あまり推奨されない、短期間のみ)


改善症例ご紹介


痒疹の改善例①(慢性痒疹)


ステロイド塗布を何度か繰り返しているうちに、一気に全身に湿疹が拡大した痒疹の症例(福島県20代女性)


症状

皮膚科で『ニキビみたいなできもの』と言われ安心していた

ステロイドで治ったと思っていた湿疹が、全身へ拡大!

2件目の皮膚科で『痒疹』と診断されステロイド治療をするも脱出できず。



ご来店時までの状況


仕事を始めた18歳の夏ごろ、膝裏に赤いポチっとした湿疹が出来てすごく痒かった。体にも赤い湿疹が出来て痒いので地元の皮膚科へ行くと、『ニキビ』みたいなものだと診断されました。

ステロイドをもらって塗っていると、すぐに治りましたが、しばらくすると、また痒くなってきて今度は全身に広がっていました。それからステロイドを塗る日々になりました。このままでは治らない!と思い1年が経つ頃に他の皮膚科へ行くと、『痒疹』と診断されました。

しかし、薬が変わっただけで治療は一緒で状況も変わりませんでした。毎日毎日痒みがあり、ステロイドも止められない・・・。半袖も着れない・・・。人にも優しくできない・・・。そんな日々でした。

ステロイドではなく、治る方法はないのか!?とケータイで調べていたら、『漢方』という選択肢がある事を知りました。それから、他県の薬局まで通ったりして漢方を飲み続けましたが、あまり効果を実感できず諦め始めていました。

でも、漢方を諦めきれずにスマホで調べている時に、「シモダ薬局」を見つけてくれました。そして、「ダメもとでもいいから・・・」とお電話をくださいました。




ご相談時頃の状態(写真全7枚) 
ms-右足太もも 湿疹1

                    
ms-右太もも 2


ms-左足太もも 湿疹

ms-左太もも内 2


ms-右腕 湿疹

ms-右指 湿疹


ms-左指 湿疹



漢方服用後の状態(写真全6枚) 

s-左足太もも上 改善後

s-右足太もも内側 改善後


s-右足太もも外側 改善後

s-左腕肘下 改善後


s-左手のひら 改善後

s-右掌 改善後


経過

初めて連絡をくださったときに、湿疹が出始めてから今までの経緯を詳細に教えていただきました。当然なのですが、元気のない弱弱しい声でお電話を頂いたのを覚えています。まだその時に通っていた薬局の漢方薬を服用されていましたので、それが終わってから始めましょう!とお話ししました。

しかしながら、すぐにでもこちらで始めたいと仰るので、現在服用中のもので継続できるものは続けていただき、それ以外をお出しすることにしました。


「疲れやすい」「風邪をひきやすい」「傷の治りが遅い」「膀胱炎になりやすい」など免疫力が低めなタイプで、血液の力や粘膜のバリア機能が落ちていたのでしょう。もともとはアイス、チーズ、お菓子が好きでしたが皮膚病になってからは中止していました。大便は便秘して硬めだったり柔らかい時もあり、整わないようでした。初めて相談を受けた時の皮膚症状は、腕や足、体幹部の自家感作性皮膚炎のような左右対称性の広範囲の湿疹(痒疹)の強いかゆみ、乳首乳輪の滲出液、手指の水疱でした。以上を考慮し、「痒疹への対応」と「体の回復」を同時に進める事にしました。

初めのうちは改善度が少な目でしたが、ちょっとずつ漢方を調整していく内に6週間目頃から徐々に結果がついてくるようになりました。この頃から胸のジュクジュクした滲出液が減り、指の水疱も落ち着き始めました。「痒疹の方は、まだまだかゆく掻いてしまうものの、朝起きた時の赤みに変化が起こりやや茶色っぽくなってきて以前よりいい感じ」と話してくださいました。

以降、胸の滲出液は減るもののなかなか完全に消失するまで至らず、外食やチョコなどで痒みが悪化したりジュクジュクが再発するような時もありました。


3~4か月目頃は、全体的に本当に少しずつ改善している感じでした。そして5か月経過する頃、「目に見えて結果が出てる!」と話してくれ、新しく出来る痒疹が少なくなってきていました。この時、まだ胸のジュクジュクは少しだけ残っていました。

7か月経過する頃には、「新たな湿疹が出るがすぐに治るので前よりめっちゃ楽!」と喜んでいただきました。開始から約一年が経過する頃、湿疹が乾燥してきた感じがする、と。そして1年半頃に、足の湿疹が出来なくなってきました。

開始から2年、遂に湿疹が出来なくなりとっても調子が良くなりました(^_-)-☆腕や足の痒疹も胸のジュクジュク滲出液も治りました!!長い間ほんとうによく頑張って続けていただきました。飲食面においてもよく頑張ってくださいました。時間は掛かりましたが、キレイな肌に戻って喜んでいただけて本当に良かったです(*^▽^*)そして、ご結婚おめでとうございます☆彡

2022年1月現在、改善されてから1年半経過しておりますが、再発も無く肌もよりキレイな状態を保ってくださっています(^^)/



ご本人様による体験記

(お送りいただいた文章をそのまま掲載させていただいております)

18歳の時体にポツポツと赤い湿疹ができてそれが凄い小さいのに痒くて
皮膚科に言ったら
ニキビみたいな出来物だねと言われ
ステロイドを貰って様子を見てねとの事だったので
しばらくステロイドを塗っていました
直ぐに治り
別に何も気にしてなかったのに
またしばらくすると今度は体全身にいつの間にか広がっていました
アレルギー?と思いアレルギー検査したけどなにも反応もなく
原因も分からないまま
ステロイドを塗る日々が続きました
痒くてかいちゃだめだって分かってても
痒すぎてその度ステロイドを塗ってと
いう日々が続き
気づけば訳の分からない湿疹に悩まされ1年が経っていました。
毎日が地獄で痒くて辛い日々
半袖も着れない海にも行けない何をするにも痒くて辛い
寝ている時だけでした痒みを忘れるの
このまま一生この体なの?とか
神様を恨んだりこんなに痒い体なら死んだ方がマシとか焦りと不安で
何度も泣きました
親に相談するのにも心配かけたくなかったり
友達にも中々相談出来ず
唯一相談に乗ってくれたのは彼氏でした
きっと良くなるよとか彼氏は優しく言ってくれたけど
その言葉が逆にウザったく感じたり
彼氏に
治るって言って全然治らないじゃん!とか
口だけじゃんとかうちの気持ちなんか全然わかってないじゃん!とか
皮膚病のことで何度も当たってその度に自分を嫌いになって彼氏はこんな自分なのにそばに居てくれる優しさにも
沢山泣いたこともありました
ステロイドが治らないなら何で良くなるんだろう?と
色々ケータイで調べてたら
漢方がいいと聞き
埼玉の薬局まで新幹線でお母さんと通ったこともありました
きっと良くなるよと言われ漢方薬を飲み続けたのですが
あまり効果はなく
諦めにはいっていました。
きっと良くなるって全然じゃんとか
金の無駄だったとか
信じた自分が馬鹿だったとか
そんなどん底に落ちていました

でも漢方にまだ諦めきれず
またスマホで漢方について調べてみたら
シモダ薬局さんを見つけました
ホームページを見て
シモダ薬局さんに相談だけでもしてみようかな?と言う気になり
1度漢方を試したけどダメだったってこと
相談だけでもいいから話だけでも聞いて欲しいと思い
電話をかけました
話してみるととても優しくて
親身になって聞いてくれて
ちょっと電話だけでも元気になれたこと今でも覚えています!
福島に住んでいるからもしお世話になることがあっても
通えないことも伝えたら
大丈夫ですよと優しく言ってくれました
そこから毎日のようにメールで
相談し
ここのシモダ薬局さんにお世話になってみようと
最後のかけでお願いしました
初めは思うように効果が出なかったけど
薬を半月ごとに変えていく事に
痒みが収まり湿疹も出来づらくなって来ました
皮膚の写真も時々送りながら状態も説明したり励ましの言葉を貰ったり
たまには甘いものも食べていいんだよとか
自分の気持ちになって考えてくれたり
なにより早く治してあげたいって気持ちがすごい伝わってきて
頑張ろうってひとりじゃないって
先生が遠くだけど居てくれるって
それだけで心強くて安心しながら
漢方を飲んでいました
先生にお世話になって半年以上が経つけど
少しずつ良くなってきているのが自分でも分かります!
まだ新しい湿疹が出来たり痒みもあるけど
あの地獄のような日々に比べたら全然マシです!
まだ治療中だけど
ようやく自分に余裕が出来てきました
治らないとゆう焦りも少しずつ減り
自分に合った漢方に出会えば
体も少しずつだけど変わっていくんだとゆうことも分かり
漢方は不味いけど頑張って飲んでいます!
完治するまで時間かかるかもしれないけど
焦らず少しずつでいいから
自分に出来ることをちゃんとして先生の言うことを聞いて
でもたまには自分にご褒美もあたえながら完治まで頑張っていきたいです!
先生ありがとう
どん底にいた私を励ましてくれて
何より結果を見せてくれて
本当に感謝しています
先生だけじゃなくて
家族にも彼氏にもたくさん感謝したいです
皮膚病になってすごい辛くて苦しかったけど
健康な体がこんなに幸せな事なんだって
周りの人に支えながら生きていること
初めて心の底からわかった気がします
皮膚病にならなかったら絶対知らなかったこんな気持ち

完治しても漢方は飲み続けたいし
食生活にもしっかり気をつけていきたいです
完治までそしてこれからも先生よろしくお願いします😊




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