妊娠中盤の『アトピー悪化』で汁が止まらない…

妊娠中にはアトピーが悪化しやすい!?

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妊娠中は女性ホルモンの変化に伴い、皮膚が不安定になります。胸がかゆくなったり敏感肌の傾向が強くなりがちです。胸だけでなく脇やお腹、体にも痒みを感じやすくなります。これは、ホルモンバランスの変化により皮膚が乾燥する事も関係しているようです。




実際のお客様のケースをみてみましょう。

case1⃣(30代女性の場合)

①元々アトピー体質で月に1-2回はステロイドを使用していた

②しばらくアトピーは落ち着いていた

③妊娠5か月目からアトピーが急に悪化

④ステロイドや内服薬は使用していない

ご来店前の状況はこんな感じでした。



ネットで検索してメールをくださいました。妊娠中という事を踏まえると、できれば『ステロイドやかゆみ止めの薬は使用したくない』とのご希望でした。ご来店可能との事でしたので、直接お会いして皮膚をみせていただき、状況を伺うことになりました。

ご来店時の状況

妊娠6か月(2回目の妊娠)
先月から悪化しどんどん広がっている
顔、首、デコルテ、脇の赤みがかなり強い
掻かなくても汁が出てしまって困っている
寝ても痒くてすぐに起きてしまう
汗かいた時、温まった時、乾燥した時、服がこすれた時に痒みアップ
使用薬なし
スキンケアはしみるので出来ない

先月の急に悪化した頃はストレスが強く、考え事ばかりしていたようです。皮膚は悪化し範囲も広がり痒みがツラいものの、「ステロイドや内服薬は赤ちゃんにとって悪影響だと思うので使いたくない」という葛藤もありお困りでした。

対処法

【赤ちゃんの事を最優先に考えた内容を提案】
暴走した免疫の調整
腸内環境を整える
皮膚の赤みと汁を鎮める漢方
安胎作用の漢方
滲出液を減らすための外用スキンケア(しみないよう考慮)



出産前の様子

腋がたまに痒みを感じることがあるが悪化しない。来月出産予定。




今回のケースのように妊婦さんのご希望を踏まえ、「ステロイドやかゆみ止め内服なし」&「妊娠中なので赤ちゃんに悪影響なものは使わない」という方針で進める事が可能です。結果的に、この条件に寄り添いつつアトピーを改善しながら無事に出産を迎えることが出来ました。

ストレスが増えていた後に悪化したことから考えても、お母さんの体調を良くすることが重要だと考えました。お母さんの元気は赤ちゃんにとって良い条件になります。妊娠中は薬に関してはかなり気をつかうと思います。なるべく薬は最小限にとどめられるよう、相談に乗るよう心がけております。「スキンケアはしみるので無理」と思っている方でも、今回のケースの様に使える商品が見つかる事は多々ありますよ(^_-)-☆

カウンセリングはご予約優先ですので、まずはお電話かメールにてご連絡ください。



(追記2024/6/15)この方の写真付き詳細アップ




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下田弘通(しもだひろみち)

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この記事の執筆者

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下田弘通

♦薬剤師
♦国際中医師

日水製薬㈱主催 全国7会場でサテライト放映『スキンケア研修会』講師
栃木中医薬研究会
『皮膚病に対する漢方での対応』講師
長野県84(ヤシ)の会
『バイオリンクと皮膚病』講師
栃木ヤクケンみどり会
『皮膚病に対するバイオリンク』講師
神奈川、東京、千葉ヤクケンみどり会合同zoom研修会
『皮膚病を通じて学んだこと』講師
東京、千葉、山梨、静岡ヤクケンみどり会合同zoom研修会
『続・皮膚病を通じて学んだこと』講師
群馬県薬剤師会主催「登録販売者 資質向上外部研修会」「薬局製剤研修会」講師
幼稚園にてお母さん向け子育て支援セミナー
『食品添加物について』『アレルギー対策について』講演
『FM群馬』『FMラジオ高崎』ラジオ出演
皮膚病専門講座受講済
店外活動、セミナーなど
















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