『自家感作性皮膚炎』の「脱ステロイド」を乗り越えて!
今回は、激しい「脱ステロイド」を乗り越えた勇敢な男性のリバウンド闘病記です。
繰り返す『貨幣状湿疹』
↓
『自家感作性皮膚炎』
↓
ステロイド内服+最強ステロイド外用
↓
ステロイド内服増量
↓
ステロイドを止める決意
湿疹の経緯
(お問い合わせメールをそのまま掲載)
今から思い起こせば、7年ほど前から1年に1度くらい、右足の甲に100円玉くらいの湿疹ができ、その時はステロイド剤を1、2回塗っただけで症状は収まっていました。
それが毎年あって。
4年前に下腿部を数か所ブヨに刺され、それからは時々かゆみが出ては落ち着き。そんなことを繰り返しているうちに、半年ほど前から下腿部(スネと足首)に数か所、1円玉くらいの湿疹が出て、掻いては出血を繰り返していました。
それが今年の年明け(1月)から、(小銭サイズではなく)赤いポツポツが全身に出始め、皮膚科でステロイド、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg2錠、プレドニゾロン1mg4錠、ダイアコート・ヒルドイドソフト軟膏混合薬を処方されました。
10日後にブロスター錠5mg3錠を追加、外用は亜鉛華軟膏・デルモベート軟膏に変更
1週間後に内服薬の増量があり、そこでステロイドが怖くなりやめました。その2日後に漢方医の元で煎じ薬を処方していただき、先週からその内容が変わりました。とにかく早く良くなれることを願っております。
このような状況の中、ご連絡くださいました。漢方医、皮膚科を含めた全てのお薬を中止し、新たに再スタートすることに致しました。
初回状況と当時の写真
⓵繰り返す『貨幣状湿疹』から初めて『自家感作性皮膚炎』を発症(1月上旬)
↓
②内服ステロイド、外用最強ステロイドの増量が怖くなり中止(1月下旬)
↓
③漢方医にかかり煎じ薬を開始(1月下旬)
↓
④脱ステロイドのリバウンドで湿疹は全身に拡大(2~3月)
↓
⑤リバウンド症状がピークになる(4月上旬)
↓
⑥電話で当薬局にお問い合わせいただいた
②の頃の状態
④の拡大期
⑤の頃の皮膚
⑤の頃(リバウンド症状の爆発)
漢方開始後の経過+写真
約1週間後
4週間後
4週間後
改善に役立ったもの
①使っていただいたクリーム
②グルテンフリー
③睡眠をたっぷりとったこと
④皮膚を整える化粧水
⑤抗炎症漢方
⑥BCEx
考察
漢方開始直後から良い反応が出ました。ジュクジュクした滲出液が少なくなり掻いても皮膚から汁が出なくなってきました。これは、当店へ相談する前から「食事を気を付けてくださっていた」こと、漢方医の元で相談していたことのおかげかも知れません。
また、ご本人が『命の水』と密かに呼ぶほど効果を感じたクリームの成果も大きかったと思います。湿疹が出始めてもクリームを付けると翌日にはポロリと皮がむけ湿疹が良くなってくる!という好反応だったようです。
と同時に、免疫の暴走状態のバランスを整えることを期待して飲んでもらった商品の成果も大きいと感じました。
この方は、30代男性。T県在住で遠方であることとお仕事多忙につき、メールとお電話でのやり取りで相談された方です。
直接来店が難しい方は、メールやLINEなどでの相談も可能です。問題点を一緒に探り「解決策」を提案いたします☆彡
お問い合わせは、お電話又はメールにてお待ちしております☆彡
0274-23-1644
DAIZENDO
大善堂シモダ薬局
~カウンセリング相談~
【アトピー性皮膚炎】
【痒疹(ようしん)】
【尋常性乾癬】
【自家感作性皮膚炎】
【貨幣状湿疹】
【掌蹠膿疱症】
【汗管腫】
【蕁麻疹】
【にきび】
お電話・mailのご予約で、カウンセリング承ります
お電話はこちらまで 0274-23-1644
皮膚病担当薬剤師
下田弘通(しもだひろみち)
※皮膚炎でお困りの方、ご相談下さい
宅配コレクト便
事情によりご来店が難しい場合には、宅配サービスもご利用頂けます。
この記事の執筆者
下田弘通
♦薬剤師
♦国際中医師
日水製薬㈱主催 全国7会場でサテライト放映『スキンケア研修会』講師
栃木中医薬研究会
『皮膚病に対する漢方での対応』講師
長野県84(ヤシ)の会
『バイオリンクと皮膚病』講師
栃木ヤクケンみどり会
『皮膚病に対するバイオリンク』講師
神奈川、東京、千葉ヤクケンみどり会合同zoom研修会
『皮膚病を通じて学んだこと』講師
東京、千葉、山梨、静岡ヤクケンみどり会合同zoom研修会
『続・皮膚病を通じて学んだこと』講師
群馬県薬剤師会主催「登録販売者 資質向上外部研修会」「薬局製剤研修会」講師
幼稚園にてお母さん向け子育て支援セミナー
『食品添加物について』『アレルギー対策について』講演
『FM群馬』『FMラジオ高崎』ラジオ出演
皮膚病専門講座受講済
店外活動、セミナーなど
a:461 t:2 y:0