足がジュクジュク滲出液の『アレルギー性皮膚炎』

今回ご紹介するのは、19歳の女性です。彼女のように物心つく前から皮膚炎を発症していた…という方は少なくないでしょう。

2~3歳ころから皮膚炎を患っており、ずっと通っていたアレルギークリニックでは「アレルギー性皮膚炎」と言われてきました。状況的にはアトピー性皮膚炎のようにも感じます。特徴的なのは、下半身と右半身の炎症が強いというところです。

s-アレルギー性皮膚炎に悩む女性を、やさしい

2-3歳から続いた『アレルギー性皮膚炎』

来店しようと決めたキッカケ

幼少期からずっと悩みの種は、主に下半身を中心とした皮膚の発疹やかゆみ、ただれ等でした。約半年前より少し様子が変わり、足首周りがジュクジュクしたり鱗のようにボロボロと剥がれ落ちるようになり、塗り薬を使用してきました。

6~7年前まで通っていたアレルギークリニックではステロイドが出されていましたが、その後の皮膚科ではヒルドイドやワセリンが出ておりました。ここ最近では、主に太ももがかゆく寝られない日もある。今まで一度も出てなかった顔にまで症状が出てきて、口周りの皮膚の薄皮がボロボロしてきました。

これはいよいよ体質改善しなくてはダメなのかもしれない…と思いご連絡くださいました。


■ご来店頃の状況

ほぼ全身に広がっている細かい湿疹(自家感作性皮膚炎様)
特に下半身の症状が強い
足首から先は油断したら滲出液が出てきそう(皮膚が薄皮)
右半身のほうが症状が強めで足首から先は顕著
最近は悪化傾向で皮膚炎が拡大中

s-初右足先

s-初ひざ下

s-初ひざ裏

このころは痒みが強くしっかりと睡眠がとれない状況です。

体質や体調

通年で慢性鼻炎
花粉症あり(春<秋)
果物アレルギー(モモ、リンゴ、メロン等)が増えてきた
ハウスダストアレルギー
生理不順と生理痛
便秘
食欲少な目
疲れている
気圧で頭痛が起きる
ご両親はともに花粉症(父は昔アトピー性皮膚炎、母は果物アレルギー)


生活習慣や好み

アイスは毎日1~2個
チョコレート大好き
スナック菓子、パン、パスタ、チーズ、焼き肉好む
運動習慣あり(汗は出にくい)



■ご提案

ステロイドは今まで通り使わずに進めてみる

☆ノーマルプラン(特別お急ぎではないプラン)
☆疲労の回復も視野に入れる
☆皮膚に優しいスキンケアはサンプルでお試し
☆しっかりと解毒する
☆1週間分からスタート


■経過

1週間後

顔のかさつきは無くなった!
黄色っぽい汁が出て赤みが強くなった
疲れにくくなった
大便は2日に1回に改善した
食欲が増しご飯を2杯食べた!(珍しいことらしい)
スナック菓子、乳製品、アイス、チョコは食べてない

s-右足悪化2

s-自宅悪化お腹

s-右足包帯

来店前から続く皮膚炎悪化の波がすぐには引かないので、滲出液が落ち着くまで漢方軟膏&包帯をしていただいた(ここでも右足のみ汁が出て左は全くと言っていいほど出ていない)

1か月後

痒みレベルは、最初を10として7くらい
足の滲出液は減り、掻くとまだ出る
お腹の肌はすべすべしてきた!
元気になった!

2か月後

痒みレベルは、10のうち6くらい
滲出液が少なく表面が乾いている

4か月後

痒みレベルは4-5くらい
症状が強かった足の甲が改善してきた
漢方の飲み忘れが目立つようになった

10か月後

肌の調子が良い、やや乾燥する程度
手首も足も体もきれいになった!

s-改善足全面2

s-改善足裏面

s-改善お腹


無事に改善

漢方と腸活を始めたての頃は、皮膚炎悪化の波がありしんどかったと思います。特に足首から先の滲出液がたくさん出ていて、ボロボロと分厚い皮むけも相当ありましたが文句の一つも言わず…お若いのに凄い方だなぁと感心いたしました。

食事の節制と漢方薬等で継続した成果として、痒みがないキレイな肌になり本当に良かったと思います。一緒に来てくださっているお母さんは、「私よりすべすべの肌してて…うらやましい~♪」などと仰っていただけました。

これからもよい肌を守っていくために、無理な生活はなるべく短期間にとどめ、飲食はある程度守っていってください☆彡

■考察

今回のケースの様に幼少期からずーっと長期にわたり皮膚炎に悩まされる方は多数いらっしゃいます。アレルギー性皮膚炎にしてもアトピー性皮膚炎にしても、子供のころから皮膚科通いを続けるしか方法はありません。そして、不安定な肌と塗り薬から解放されることはあまり期待できないでしょう。

決して皮膚科における治療を否定するわけではありません。症状がひどくどうしてもコントロール出来ないときや睡眠を傷害されてしまうような時、とても助けてくれます。ただ、皮膚炎を起こす体を変えてくれるものではないという点も理解すべきです。皮膚のトラブルは、皮膚科医が治してくれるものでも治療薬が治してくれるものでもありません。あくまで一時的に炎症を鎮め症状を緩和してくれるものです。いわば頭痛薬みたいなものです。

頭痛は痛み止めを飲んで寝れば大抵は解消されることでしょう。しかし、皮膚炎はそう簡単ではありません。血液の質、免疫の質、腸内環境、細胞力(ミトコンドリア)や解毒力、肝臓や腎臓の働きなどが複雑に絡み合いその結果として皮膚炎を起こしているのです。

ですので、いきなり皮膚炎が起こるかぶれ(接触性皮膚炎)や感染症系皮膚炎(膿疱、真菌症、ウイルス病)以外の慢性的な皮膚炎は、塗り薬ではなかなか治らないと考えています。(繰り返す真菌などの場合には免疫が関与するので、治療薬のみでは難治性となります)

つまり、ほとんどのケースにおいて自身の免疫系を立て直し原因物質を取り除き(飲食の改善)解毒を進める必要があるのです。胃腸や臓器を回復させて健康を目指すことが皮膚炎完治に大いに役立ちます!


■ご相談下さい

乳幼児から湿疹・皮膚炎を繰り返している方、ステロイドやお薬の服用が臓器に影響ありそうで心配な方は、一度ご連絡ください。きっと力になれると思います☆彡


お問い合わせは、お電話又はメールにてお待ちしております☆彡
メールのお問い合わせ後、LINEでのやり取りも可能です。

0274-23-1644

DAIZENDO
大善堂シモダ薬局
~カウンセリング相談~


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皮膚病担当薬剤師
下田弘通(しもだひろみち)

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宅配コレクト便

事情によりご来店が難しい場合には、宅配サービスもご利用頂けます。

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この記事の執筆者

画像の説明

下田弘通

♦薬剤師
♦国際中医師

日水製薬㈱主催 『アドバンスドセミナーin東京』全国7会場同時サテライト「スキンケア研修会」講師
イスクラ薬局経営塾in中野『カウンセリング』セミナー講師
栃木中医薬研究会in宇都宮『皮膚病に対する漢方での対応』講師
長野県84(ヤシ)の会in長野『バイオリンクと皮膚病』講師
栃木ヤクケンみどり会in宇都宮『皮膚病に対するバイオリンク』講師
神奈川・東京・千葉ヤクケンみどり会合同zoom研修会『皮膚病を通じて学んだこと』講師
東京・千葉・山梨・静岡ヤクケンみどり会合同zoom研修会『続・皮膚病を通じて学んだこと』講師
神奈川・埼玉ヤクケンみどり会合同リアル研修会in高崎『続・続・皮膚病を通じて学んだこと』講師
東海ヤクケンみどり会zoom研修会『皮膚病を通じて学んだこと』講師
健康未来創造研究会主催 2024年度関東ブロック総会in大宮「ブロック研修会」講師
群馬県薬剤師会主催「登録販売者 資質向上外部研修会」「薬局製剤研修会」講師
幼稚園にてお母さん向け子育て支援セミナー
『食品添加物について』『アレルギー対策について』講師
『FM群馬』『FMラジオ高崎』ラジオ出演
皮膚病専門講座受講
店外活動、セミナーなど
















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